ボトックスで期待できる効果について
- お顔のしわ(表情じわ)の原因である「強くなりすぎた筋肉」をリラックスさせ、しわを薄く伸ばす
おでこ(額)、眉間、目尻、あご。 - 発達したエラの筋肉をリラックスさせ、小顔効果をもたらす
- えらボトックスによる歯ぎしりの改善
- ボトックスリフトによるあご周りからフェイスラインの引き締め
- 鼻や頬の毛穴を小さくし、汗や皮脂を抑制する
- マイクロボトックスによる美肌効果
- わきボトックスによる汗やワキガの抑制
「小顔効果が期待できる」えらボトックス治療とは
小顔ボトックスは、発達した咬筋(こうきん:えら)を小さくすることで顔を小さくすることができるボトックス治療です。咬筋(こうきん:えら)とは、イラストのように耳の下あたりにある筋肉で、文字通り噛む時に動く筋肉です。奥歯をグッと噛んで膨らむ場所がありますが、それが咬筋です。小顔ボトックスはこの咬筋に注射するだけなので、施術時間も5分程度で済み、またダウンタイムもありません。また効果の確実性の高さも、この小顔ボトックスの特徴の一つです。 また、えらボトックスのもう一つの効果として、歯ぎしりをなくす効果があります。歯ぎしりは噛む力が強いことが原因ですが、これも発達したえらを小さくすることで解消することが期待できます。
咬筋(こうきん)は筋肉の一種で骨格筋(随意筋)である。咀嚼筋の一つである。人間においては浅部と深部に分かれており、浅部では起始が頬骨弓(側頭骨と頬骨で作る)の前2/3、停止が下顎骨咬筋粗面下部、深部では起始が頬骨弓の後ろ2/3で、停止が下顎骨咬筋粗面上部。第V脳神経である三叉神経の第三枝である下顎神経の枝の一つである咬筋神経に支配されている。この筋肉が収縮することで下顎骨が上に上がり、名前の通り咬むことができる。しかし上顎と下顎が常にかみ合わさった状態でいると、無駄な力が加わり続けるので咬筋の過剰発達が起き、顔全体が大きく見える主な原因ともなる。
ウィキペディアより引用
小顔注射といわれている「BNLS注射」とエラボトックス治療の大きな違い!
小顔注射として人気のあるBNLS注射。同じ「小顔」という目的でも作用機序は全く異なります。
○えらボトックス
奥歯をグッと咬んだときに膨らむ咬筋(こうきん:えら)を小さくすることで小顔効果が期待できる。
○BNLS注射
脂肪を溶かすことで小顔効果が期待できる。ぽっちゃりしたお顔の方や脂肪にお悩みの方向けです。
マイクロボトックス治療
しわ治療のボトックスが、各表情筋に直接ボトックスを投与するのに対し、マイクロボトックスは皮膚の浅い部分にごく少量の薬剤を投与していく施術方法です。マイクロボトックスは表情筋に直接働きかけないので、よりマイルドな効果を望む方にオススメです。このマイクロボトックスもダウンタイムがほとんどないので、オススメの施術です。
またマイクロボトックスは、施術エリアによって以下のような効果が期待できます。
✓ 肌のハリやツヤが出る
✓毛穴を小さくして、皮脂や汗の分泌を抑えることで、化粧ノリが良くなる
✓ニキビ予防
✓ 肌の引き締め、たるみ解消やフェイスラインをキレイに(=ボトックスリフト)
マイクロボトックスの効果・特徴
マイクロボトックスの効果は1週間〜10日ほどで実感できてきます。持続期間はおよそ半年くらいで徐々に効果が薄くなってきます。マイクロボトックスの特徴は、表情筋に直接働きかけず、皮膚の表面をなめらかにして引き締めることです。表情筋はそのまま動くので、より自然な変化を望むことができ、副作用やリスクがほとんどありません。
こんな方にオススメ
✓どうせやるなら高い効果を期待したい方
✓ダウンタイムのない施術をご希望の方
✓レーザーや機械より効果発現を早く期待したい方
「たるみ」リフトアップ効果が期待
筋肉の衰えからくる「たるみ」とは
年齢を重ねてくると、表情筋の筋力が衰えてしまい、重力に反発する筋力が低下してしまいます。そのため、若いときの表情筋の持ち上げる動き、下に下ろす動きのバランスが取れなくなり、顔のたるみが目立ってしまうのです。
たるみ治療にはボトックスリフトがオススメです。
ボトックスの効果には筋肉の弛緩効果があるため、たるみの原因でもある、重力に反発する下に引っ張る筋肉にボトックスを注射していきます。そうすることで上に押し上げる筋力が優位になり、リフトアップするという効果が期待できます。
またリフトアップ以外にも期待できる効果があります、それはコラーゲンの増加です。ボトックスリフトでは微量のボツリヌス製剤を首の前の筋肉に約100箇所投与するため、その投与した箇所の傷を修復する際にコラーゲン量の増加に伴い、ハリが期待できたり、肌の締め付けがよくなったりと、たるみ改善に美肌効果が期待できます。
ボトックスリフトとサーマクールの違いは?
ボトックスリフトは首の前面の筋肉(広頸筋)にボトックスを注射して筋肉を弛緩して、上に引っ張る力を優位にしてリフトアップしますが、サーマクールは高周波というエネルギーを使ってお顔やボディの線維性の組織を引き締めるため、タイトニング効果が期待できます。
わきボトックス治療
わきの汗やニオイが気になる理由
汗は「汗腺」という部分から出てきますが、この汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類があります。身体中の多くの汗腺はエクリン汗腺が備わっていますが、わきや陰部、乳輪と耳などの一部は「アポクリン汗腺」が備わっています。そしてこのアポクリン汗腺からは汗だけでなく、タンパク質・脂質・アンモニアなどが出てきて、これらがニオイに関係しています。アポクリン汗腺は、そのほとんどがわきに存在しています。わき汗やニオイが気になる方が多いのはそのためです。
ボトックス治療でなぜ、わきの汗やニオイが抑えられるのか?
ボトックスビスタ®の作用機序は、アセチルコリンという物質の働きを抑制するというものです。わき汗をかくとき、アセチルコリンが作用して汗を出します。ボトックスはそのアセチルコリンの働きを抑制することで汗を出すのを防ぐことができます。
こんな方にオススメ
✓わき汗が気になってグレーのTシャツが着れない!という方
✓夏場のニオイが気になる方
✓秋や冬でも汗をかきやすく、上着を脱げない方
✓男性ももちろんオススメです
ボトックス治療による「しわ予防」
「しわ」が刻まれにくくなることが「しわ予防」に繋がる!
上記画像は38歳の双子の姉妹です。写真右の妹は25歳から眉間とおでこにボトックスを注入しています。妹のお肌は定期的にボトックスを注注入することでしわが刻まれるのを予防していたため、お肌のきめ細やかさなどの個人差はあるものの、美肌効果が期待できハリとつやが出なお肌を。さらにボトックスの美肌効果でつや・ハリがあり、その印象の違いは歴然です。
38歳の妹(写真右)は目尻のボトックスはしていませんが、目じりのしわにも差があります。(双子とはいえ、しわの個人差はございます。)例えば眉間のしわが出るときに目じりのしわも一緒に動き表情筋と連動しています。つまり、眉間のしわをできにくくしながら、目じりのしわも予防されていた、と考えられてもよい一例です。