老けて見える人には「しわ」がある
しわは加齢だったり、その他様々な原因で作られていきます。皆さんが、しわに関心の高い一番の理由は、ズバリ老けて見えてしまうからではないでしょうか。肌の弾力がなくなって見え、乾燥肌にも目やすくするしわは、見た目に大きな影響を及ぼすことが医学的にも確認されており、見た目年齢は、しみだけを取った場合が-1.05歳であるのに対し、しわを取った場合は-10.84歳と、しわが与える影響の大きさがわかります。またしわとしみを両方改善した場合は、-15.85歳も若く見えるとというデータがあります。
2つの「しわ」を学ぶ!静的しわと動的しわ。
なぜ、しわはできてしまうのでしょうか。その理由を説明するために、まずはしわには大きく分けて2種類のしわがあることを知る必要があります。お顔には様々な「表情筋」があり、その筋肉が動くことによって様々な表情を作ります。その表情筋の動きによってできるのが「表情じわ(=動的なしわ)」、そしてミゾになっているしわやたるみなどによって生じたしわが「静的なしわ」になります。そのしわがどちらのしわなのかを知り、それに応じた施術をすることで、的確にしわを改善させることができます。
表情筋とは顔面部と頭部、頸部の一部にある、皮筋の総称である。
喜怒哀楽などの表情を作り出すところから、この名前があるが、眼や鼻の開閉、口で飲む・食べる・吹く・しゃべるなどの運動にも関わっている。意志によって自由に動かせる随意筋(横紋筋)であるが、他の横紋筋が、骨と骨とを結び、関節を動かす働きをしているのに対し、表情筋は皮膚に付着して微妙な動きをするのが特徴である。すべて顔面神経の支配を受けている。ウィキペディアより引用
【表情じわ】の治療にはボトックス注射
表情じわはボトックスによって改善できます。表情を作る表情筋は、アセチルコリンという体内の物質により筋肉が収縮することで動き、それによって表情じわができます。ボトックス治療(厚生労働省承認「ボトックスビスタ®」を使用)はアセチルコリンが放出されるのを抑制することで筋肉の動きをリラックスさせ、表情じわをできにくくします。ボトックス治療は使う薬剤の量で筋肉をどの程度リラックスさせるかを調節できます。よって、必ずしも顔がこわばったりするといったことはありませんのでご安心ください。
【ミゾになったしわ】の治療にはヒアルロン酸
溝(みぞ)になった「しわ」はヒアルロン酸治療で改善できます。ヒアルロン酸製剤はゲル状になっており、みぞを埋めたり、加齢によって下垂したお顔を若い時の状態まで持ちリフトアップすることができます。ヒアルロン酸は元々体内にある物質なので、安心して受けられる施術の一つです。