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モナリザタッチのワークショップに参加しました

モナリザタッチのユーザーの先生方と意見交換をしたり、症例報告を見たり、婦人科や泌尿器科など他科のスペシャリストの講演を聴いたり、昨日はとても有意義な時間を過ごすことができました。

 

婦人科の先生からは「100歳までの人生設計にGSM対策を」という演題で長寿大国日本の将来は寿命が延びるという意味では明るいけれども、健康寿命には限界があり楽しく人生を謳歌できてこそ長生きする意味があるので、もっと生活の質の向上を目指すためにも医療者の意識改革が必要であるという内容を細かいデータと共に説得力のあるお話を伺いました。

 

GSMというのは閉経後性器・尿路症候群のことで、今までは加齢に伴う変化として諦めていた症状(膣の乾燥による臭い、かゆみ、痛み、などと尿路系の尿漏れ、頻尿、膀胱炎など)もこれからは病態の一種として治療していきましょうという考え方に変化してきています。

 

これらの症状は殆どの場合モナリザタッチにより治すことができるので、もっと広く多くの方に知ってもらうための試みとしてアンケートを取ったり、テレビや雑誌などのメディアに出したり、医師もメーカーもそれぞれに苦労をしているようです。

 

私も当院を受診してくれた40歳以上の方には 本来の目的に関係なく必ずモナリザタッチの存在について説明をし、「こういう症状を治す治療法があるということを知識として知っておいてくださいね」と地道な啓もう活動をしています。